アシュタンガヨガに出会って

運動

自分の身体の可能性

禁酒10日目になりました。
不調を治すという目的意識があるからか、何とか続いております。
以前に人から「お酒をやめたらいいことあるよ」と、その効果について聞かされた時は微塵もやめる気はしませんでしたが…。
自主性は大事ですね。でも、それもこれもお酒を飲むための禁酒という変な話ですが。

前にも少し書かせてもらいましたが、週2ペースでアシュタンガヨガに通っていて、
運動することが良い気分転換になっているから禁酒も続けられているのかもしれません。

アシュタンガヨガは自主練形式の“マイソール”というスタイルの練習をします。
決められたポーズの流れがあって、それを先生に教わりながら自分が一つずつ習得していくというスタイルです。

酒女はある程度までは順調だったのですが、“マリーチアーサナⅮ”というポーズができないのでそこで止まっています。
インストラクターの先生曰く、「練習を続けていたら、必ずできるようになる」とのこと。

当初は先に進めないことにがっかりしましたが、
今はできる日を夢見て練習するのが楽しくなってきました。

ヨガに限らずスポーツをされている方だったら何となく共感してもらえるかもしれませんが、
練習を続けていると、毎回自分の身体の些細な変化に気付いていくといいますか、
前回よりもちょっとずつ何かが進歩しているような(後退しているような日もありますが…)そんな予感を感じると楽しくなってきます。

最近、嬉しかったのがヘッドスタンドができるようになってきたことです♪

さらにこの状態から足を下していって腰を90度に曲げてキープすることもできるようになってきました。

初めて人がこのポーズをとっているのを見た時、
私には絶対無理や。と思いました。

できる人は「私も最初はそう思ったけど、気が付いたらできるようになっていた」と話してくれましたが、すぐには信じられなかったのと、自分はできるまで1年くらいはかかるだろうと思っていました。

ところがポーズを教えてもらって2か月目くらいで、ぐらぐらはしますが何とかできるようになってきました。

40代も後半に突入した酒女は、老眼に胃腸、体力、記憶力の衰え…等々、
自分の身体ができなくなっていくことにばかり気になっていました。

でも人間の身体って年齢と共に衰えていくばかりではない、という可能性をアシュタンガヨガが教えてくれたように思います。

練習する人の中には私よりもはるかに年上の方が難しいポーズをとっているのを見ると、
憧れとともに、自分もいつかそこへいけるかもしれないという希望が湧いてきます。

エネルギーの流れを観察する

そんなこんなで、もうすぐアシュタンガヨガを始めて1年になろうとしております。

今まではポーズのできる・できないにばかりが気になっていましたが、
最近参加したワークショップで新たな発見がありました。

そのワークショップで講師の先生が言うには、形ばかりでなくエネルギーの流れを意識することが大事とのこと。

ある程度ヨガをしている人なら何となく理解して実践していることなのかもしれませんが、
私なんかはポーズが完成した上で上手に呼吸することばかりを気にしていたのでエネルギーの流れを強く意識したことはありませんでした。

ヨガのポーズは“正しく立つ”“正しく座る”を基本としてポーズはあくまでもその応用。
その“正しく立つ”という状態は、ただ立っているだけでも自分の身体を流れるエネルギーを意識して立つということらしいのですが、それができるように思えてなかなかできません。

今後はもっともっと、自分の内側のエネルギーにフォーカスして練習してみようと思う次第です。

アシュタンガヨガに限らないかもしれないのですが、
ヨガをやっていると、今までそんなこと気にしたことなかったことに意識が向くようになります。

単純に姿勢だったり、呼吸だったり、自分の骨の位置だったり。

別に意識しなくても生きてはいけるのですが、それを知ることで見えてくるものがあって、
続けることで見える範囲が変わってくるのがとっても面白いところです。

次の練習では自分が何に気付くのか?を楽しみにしながら続けていきたいと思います。

■アシュタンガヨガに出会う前から愛用していたヨガマットのメーカー “manduka(マンドゥカ)” 

今はスタジオではヨガマットPRO 6mmを使用中。使うほどにグリップがきいてくるように感じてます。家では1.5mmを使用。わが家は狭いので置き場所もとらずちょうど良い感じです。スタジオ以外のワークショップ参加時も畳むとA4サイズでバッグに収まるので便利です。


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