健やかに飲むために消化器系を鍛えたい!

運動

糖質制限はつらいよ

人生最後の日まで健康にお酒を楽しみたい。

これは私の切なる想いでありまして、そのために“ちょっとは”食べるものに気を付けて、
“適度に”運動する必要があるかと思います。

そんな訳で何か運動を始めよう、そしてあわよくばナイスなボディになれないかとパーソナルトレーニングジムに通ったことがあります。

でもまあ、“なんちゃって養生”とか“ちょっと食べものに気を付けて”とか言っているような奴にはやっぱりキツかった…。

トレーニングがキツいのはもちろんなのですが、やっぱりつらいよ食事制限。

トレーニング初期に糖質と脂質のどちらかを制限するという選択を迫られ、
元々夜はお酒を飲むのにお米を食べたりしていなかったということもあり、糖質制限の道を選びました。

糖質制限は炭水化物と甘いものを食べないので、野菜・お肉などは特に制限なく食べてもOkというものでした。

困ったのは、私の職場はちょっとしたお菓子のやりとりが盛んな職場で、
一応みなさんに「私、これこれこういう食事制限中ですー。」と伝えてはいるのですが、
忘れて「どうぞー」と渡してきちゃった人に断ったり、みんながお菓子のやりとりをし始めると食べないことに妙に気を使ってしまったり…。

お酒自体を飲んじゃだめな訳ではないけれども飲み会を妙に避けるようになったり、
外食は炭水化物を避けるのが難しいから行かなくなったりと、人とのお付き合いの機会を減らすようになってしまいました。

そして何より…、やっぱり飲みたい醸造酒(ビール・日本酒・ワイン)。

糖質を制限するので飲んで良いお酒は焼酎、ハイボールなどの蒸留酒に限られますが、
それは醸造酒派の私にとっては辛いというかとてもストレスの溜まるものでした。

これは心によくない。というか、お酒が楽しめてないから本末転倒や。

という結論に達し、パーソナルトレーニングジムを辞めることにしました。

パーソナルトレーニングではない通常のジムには何となく通える気がしなかったので、
2駅ほど先にある5㎞ほどの整備されたランニングコースを週1回走りにいくことにしました。

走ってみると、なかなか爽快でこれなら続けられそうだ!という気になりました。

走り始めた時期が良く、4月だったのでコース沿いの桜もきれいだし、何より海が見えるのもそのコースの魅力でした。

2か月ほど楽しく走っていたのですが、素敵な景色もだんだんと飽きてくるようになりました…。

消化器を鍛えるには筋肉を鍛える?

そうこうしているうちに東洋医学の勉強をするようになって、五行説という考え方があるということを知りました。

世界の色々な現象は木・火・土・金・水の5つの要素にあてはめることができるという考え方で、
人の身体の機能や臓器もこの5つの要素にあてはめられます。

木=肝
火=心
土=脾
金=肺
水=腎

そしてそれぞれの臓器が密接に連携している体のパーツが以下になります。

肝=筋
心=血脈(脈)
脾=肌肉(筋肉)
肺=皮毛(皮膚)
腎=骨

それまで自分は胃腸がそれほど弱くないと思っていたのですが、
年齢のせいか昔より胃腸の機能の衰えを感じていました。

胃腸は消化器系なので、上記の“脾”がそれにあたります。

脾は筋肉と密接に連携しているので、東洋医学的には胃腸を鍛えたかったら筋肉を鍛えるとよいということになるようです。

さらに、私は皮膚も弱いので、肺を鍛えるというか呼吸にも重点を置いた運動が効果的ということにもなります。

以上の理由より導き出した答えがヨガです。

今はアシュタンガヨガに通っており、練習に励んでおります。

それまでにもヨガスタジオにいくつか通ってみましたが、単発のクラスは自分の成長がみえづらい気がしていました。

アシュタンガヨガは決められたポーズの流れがあって、それを先生に教わりながら自分が一つずつできるようになっていく…という感じなので、今自分がどの段階にいて、何が課題かがわかりやすいというか、できなかったことができるようになっていく段階がわかるのが楽しくて続けること半年以上になりました。

胃腸も少しは強くなったような気がするし、これからも飲むためにがんばるぞー。


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