薬を飲まずに治してみました

養生

久々の風邪

朝と昼に必ず味噌汁を飲むようになってから、そう体調を崩すこともなく調子に乗っていたらひいてしまいました…風邪。

近くの神社で初詣をしてからも何だか正月気分が抜けず、近隣の神社に寒空の中節操なくお参りしまくっていたからなのか?久しぶりに行ったスーパー銭湯が嬉しすぎて長湯してしまったからなのか?
何だか夜中にやたら口が渇くな…と思って過ごしていたら2、3日後に喉に違和感が出てきました。

これまでなら薬膳の先生の教えに従って、ぞくっと来たら即、葛根湯。
喉の痛みと発熱を感じたら即、銀翹散。を実行していたら初期段階で風邪を追い払うことができていたのですが、今回はそのどれでもなかったので対処ができませんでした…。

ぞくっと来た場合は寒気を感じているから体を温める必要があるから葛根湯で、
喉の痛みや発熱の場合は炎症に対応する必要があるから銀翹散ということらしいのですが、
喉の渇き(しかも夜中だけ)が続くだけだったので、風邪をひいているのかさえも初期段階ではわかりませんでした。

喉に違和感を感じてからは声がしゃがれて鼻が詰まり出しました。それ以外の症状は特になく一晩だけ38度の熱が出たもののすぐに下がってそれ以降は少しの咳・痰と鼻水が続きました。

でも今回は馬鹿なりに色々東洋医学や薬膳などの勉強してきたので、病院に行かずに薬も飲まずに治してみようと思いました。

自然治癒力を信じてみた

私は以前は薬大好き人間で、少し調子が悪かったらすぐ病院に行って薬をもらう…ということをよくしていました。

特に何も考えずにそんなもんかなと思っていたのですが、
熱が出るということは体が熱を出す必要があるからそうしているのであって症状を薬で抑えるということは抑えたことによる負担、その分の別の処理を身体がしないといけなくなる…とか、
病気を治すのは薬ではなく自分の身体の自然治癒力である…とか、今の医療や西洋薬に対するちょっとした不信感なんかが相まって、薬飲まずに治してみようかな~自分の自然治癒力なるものを信じてみようかな~(本音:薬飲んだらお酒飲まれへんしな…)と考えるようになりました。

特に何をしたということはないのですが、普段通り朝昼の味噌汁、身体を温めて夜は早く寝る(でも鼻が詰まって夜中に結構目が覚めたのですが…)あとは若干食事の内容に気を付けて自然に良くなるのを待ちました。約2週間ほどかかりましたがとりあえず完治しました。

近頃少し思うことには、身体の調子が悪くなった時は、実は身体や心からのメッセージだったりするのですがそんなことを全く無視して病院に行けば治る、薬を飲みさえすれば治ると自分は短絡的に思ってしまっているな…ということです。〇〇しさえすれば治ると思うのは間違いで、症状が出るのには必ず原因となる自分の精神状態や生活習慣が必ず関係しているということにもっと目を向けた方がよいのではないかと今は思っています。また、症状の原因となる生活習慣を続けていたのと同じだけ、回復するためには時間がかかるということも思います。

今は絶賛アトピーと共存中ですが、これも私の考え方が大いに原因していることなんだと思います。
風邪は治せてもこちらはなかなか完治しないのでまだまだ勉強と自己分析が必要なのでしょう…。

酒をやめれば済む…まあ…でもこれは楽しみなのでね。えへへ。

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