秋の養生あれこれ

養生

暑さに油断して冷える

うだるような暑さがひと段落ついて、少しは秋めいてきました。

今日は昨年から通っている薬膳の講座の日で、舌診についての話を聞いてきました。

舌診というのは、舌を見ることでその人の体質や体調の状態がわかるというものです。
舌は粘膜に覆われて血管がたくさん集まっていることから体の状態が反映されやすいということのようです。

先生に舌を見てもらって言われたことには「少し、冷えてるね~。」とのこと。

昨晩は久々にクーラーをいれなくても風が通って涼しい夜でした。
ほっとした私は油断してしまい、相変わらずの半袖・短パン、窓を開けて風ビュンビュンの中眠りについたのでした…。

全く自覚はなかったけど明らかに冷やしてしまった。

元々、冷え性ではなく暑がりなのでつい油断するとこういうことになります。

喉に異変はなかったけれども、同じことを繰り返しているとやがて風邪をひく羽目になるでしょう。

冷えは万病の元…、夏場も気を付けてはいたけれども何度かは冷たいものを口にしてしまったのでその分のダメージなんかも今からくることでしょう…。

こういう、ちょっとしたことから体調不良に繋がるので、季節の変わり目は特に注意しなければと感じた次第です。

秋の養生

秋はだんだんと空気が乾いてきます。
そのせいで外の世界に一番近い臓器、肺が乾燥によって弱っていく季節でもあります。

アトピーなどの皮膚疾患は肺が不調になることで悪化するので私も近頃、自分の中で乾燥注意報を発令して色々と対策をしています。

とにかく肺を潤そうとせっせと梨を買って食べてます。
でも高いですよね~。

東洋医学では白い食べ物は肺を潤すと言われているので、山芋や蓮根もよく食べるようにしています。

私は凝った料理が上手くできない女なので、とにかく味噌汁に放り込むだけ。以上。

あと山芋は切ってそのまま梅肉と和えたり、酢味噌で和えたりしています。
簡単なお酒のアテで大好物です。

その他、大根や豆腐なども乾燥を防ぐ、秋に食べるとよい食材です。

食べものだとその辺に気を付けたいところですが、
秋は何となく物悲しいというか、淋しくなったりと気持ちも少し落ちてくる季節…。

東洋医学的に秋は乾燥とともに
“悲しむ”とか“憂う”とかいう感情にも気をつけないといけない季節でもあります。

特に今年の夏は猛烈に暑かったので、反動の秋バテもいつもより辛い人もいるのではないでしょうか。

かくいう私もその一人でして、何となくいつもより疲れているような気がしています。

気分下がるな~、どうしようと考えた結果、芸術の秋に没頭しようという結論に至りました。

美術展でいくつか興味のあるものがあるので、この秋はそれらを見まくって、心を滋養しようと思っている次第です。

あ、もちろん、“ひやおろし”もテンション上がりますけどね↑

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